雑談

【何に使ったか覚えてる?】お金が貯まらない人の特徴

1万円のモノを買おうとした時、あなたは実質”いくら必要”でしょうか?

ほとんどの人が、

1万円だろ!

と言うでしょう。

こう思ったあなた・・・マネーリテラシーが低いです。

マネーリテラシーが高い方はわかっています。

1万円のモノを買うのに必要な金額は約12,500円です。

厳密に言うと、12,500円分稼がないと10,000円のモノは買えないのです。

総支給額、手取り、控除・・・・

こういう事がわかっていないとお金というのは貯まっていきません。

そんなお金の貯まらない人の特徴を解説していきます。

年収と貯金額は比例しない

年収が1,000万円あるのに貯金が0円の人がいます。

そして、年収が300万円なのに1,000万円貯金がある人もいます。

※補足ですが50万円以下は貯金と言わず”余金”と言うそうです。

給料が高いから良い暮らしが出来るとは限りません。

お金が貯まらない人の一番の特徴は

何に使っているかわかっていない

ということです。

飲み食いにお金を使う人に多いパターンです。

給料が15万円だろうが50万円だろうが100万円だろうがこれがわからない人はいくら稼いでもお金は残りません。貧乏のままです。


いつのまにか減っていくお金

当たり前ですが、お金は使わないと減りません。

支出には

  •  見える支出
  •  見えない支出

があります。

見える支出とは家賃、電話代、光熱費などです。

見える支出に関しては手取り給料に応じて配分を決めましょう。

一般的に家賃は手取り給料の3割までに抑えることが良いと言われています。

給料が20万円なら家賃は上限6万円。

こうして配分していけば見える支出に関しては管理が簡単です。

見える支出で見直さなければいけないのは保険です。

給料が少なく貯金もないのに何個も保険に入ってる人がいます。

「保険を払うために働いているんですか?」

という状態の人もたくさんいます。

保険については下記の記事をご覧ください。

そして一番大事なのは見えない支出です。

なんか今月厳しいな〜

という状態の方。

給料が上がってもその状態から変わりません。

給料は手取り50万円を超えない限り余らないと言われています。

それ以下の場合は意識して残さないといけないのです。

クレジットカードの使い方に気を付ける

僕はどんなに高額でも1回でしかカードを使わないと決めています。

1回で払えるか悩むものはそもそも買いません。

2回までなら手数料かからないからいいじゃん

という方も多いと思いますが、手数料の問題ではなく管理の問題なのです。

お金が貯まらない人は”管理ができない”から貯まらないのです。

管理ができていれば何回で払ったっていいのです。

家のローン、車のローンなどは管理がしやすいです。

手数料がタダだから2回払いという発想が貯まらない思考です。

謎なのは手数料が無料だから2回で払ってる割に時間外でATMからお金を引き出したりする人が多いということです。(そもそも手数料を軽く考える人はお金は貯めれません)

何でもそうですが、管理ができるかできないかは”見える化”できているかという事です。

お金が貯まらない人の特徴

①計画性がなく、単純に考える

  •  給料日だから〜
  •  良い事があったから〜
  •  頑張ったから〜
  •  ストレス溜まってるから〜

など、感情を浪費で精算しようとします。

お金が貯まる人と貯まらない人の思考の違いは、1万円をもらった時に

「1万円使って何買おう」「5,000円使って残りは貯金しよう」

の違いです。

お金が貯まらない人とは「なんとかなる」と思い続け、これからも「どうにかなる」と生きている人です。

②今がよければいい

今がよければいい。未来のことなんて考えても仕方ない。このような考えの人。

  •  ブランド物の服
  •  意味のない飲み会
  •  ギャンブル

お金が貯まらない人は”今の快楽に使う”

お金が貯まる人は”未来の自分へ使う”

③損得勘定で考える

お金を自分の為だけに使っている人。

お金が入った時”得か損か”で考えてしまう人はお金が貯まらない道へ一直線です。

お金は損得の感情だけではなく、人のことを思って使うからこそ大きく返ってくるものです。

お金も信用も貯まらない・・・

お金の貧乏は仕方ありませんが、心が貧乏になったら誰も助けてくれません。

損して得取れと言いますが、相手のことを思って使った時間やお金は損なんかではありません。

貯めることも大事ですが、未来の自分に返ってくるような使い方を心掛けましょう。

必ず自分に返ってきます。何倍にもなって。


贅沢は関係ない

贅沢な事をしていないのにお金がない

こういう人がいます。

お金が貯まるのと貯まらない違いに贅沢は関係してきません。

良いものを食べていない・・・

旅行にも行っていない・・・

最近ならコロナでどこも出掛けていないのにお金が貯まらない・・・

などよく聞く話です。

お金が貯まらない人は収入を増やすことばかり考える

お金が貯まる人は支出を減らすことを考える

コンビニで毎日1,000円使っているとしましょう。

一月で30,000円、年間360,000円です。

良いところに旅行ができますし、つみたてNISAなら1年の上限金額(40万円)近くになります。

こういう日々の積み重ねが未来を創るのです。

これは仕事だろうがダイエットだろうが全て同じです。

贅沢は経験として投資になりますが、毎日の”なんとなくの浪費”は記憶に残りません。

欲しいかどうかではなく、必要かどうかで判断しましょう。

お金は鏡。人生を映す

自分のお金を管理ができていない人が仕事で上に立つことは不可能です。

若いうちは許されることも歳をとって人の上に立ってからは許されない事がたくさんあります。

お金の使い方は一番センスが試されます。

お金の使い方は過去の人生が色濃く現れます。

独立や経営、上に立つなら一番必要な能力はお金の管理です。

お金の管理が1番の仕事になります。

「売上は上がってるのに今月厳しいな〜何も買っていないのに何でだろう・・・」

こんな人が上に立っては終わりです。

お金の使い方こそ徹底的に教育するべきなのです。



2022年4月から高校の家庭科の授業で金融教育が必修になります。

お金の管理・運用をする”家計管理”という具体的な内容の授業です。

金融庁も教職員向けに

つみたてNISA Meetup for Teachers(つみップ)

を開催し、金融教育のために先生をサポートしていくと発表しました。

当社でも今年から社員向けに金融教育を行います。

社員を守るということは社員の人生を守らなければいけので、仕事とは別に自分の将来とお金についてしっかり向き合ってもらいます。

これから金融知識による貧富の差は広がっていきます。

国としてもようやく日本の金融知識の低さに焦りを感じたのでしょう。

大人たちは恥ずかしい思いをしない為にも日々のお金の管理の仕方を見直し勉強しましょう。

ABOUT ME
中野 洋志
(株)HiLO代表取締役 美容室2店舗と美容サロンを経営 経営コンサルタントとしても活動中 趣味は読書で累計読書数は5,000冊を越える

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