面接をしていたら聞かれるであろう
将来の夢や目標
回答として多いのは
目標や夢は高く掲げていた方が良いし、素晴らしいことだと思います。
否定はしませんし、応援します。
ですが、この先の記事を読んで自問自答してから考えてみてください。
個人事業主やフリーランス、人気商売など美容師以外の職種でも当てはまると思います。
独立がゴールになっていませんか?
本来はその先にあるものが目標になるべきです。
独立はスタートです
夢もないことを言わせてもらえば
独立はお金さえあれば誰でもできます
何が大変かと言うと、
独立してから続けていくことが一番の課題なのです
Before ※建設会社を改装しましたAfter
意外とキレイになるもんです笑
僕は後輩や年下の面倒を見るのは好きなのですが、先輩や年上の人からあまり好かれません。
原因ははっきり理解しています。
理不尽なことを言われたら顔に出すし、納得いかないことがあればすぐに盾突くからです。
可愛げがないし、好かれようと媚びも売れない・・・
組織にいる(上下関係がある)ということは少なからずそういう場面はやってきます。
それに上手く順応できないのなら自分でお店をやるしか選択肢はありません。
「給料が不満」とか
「拘束時間が長い」とか
「上が理解してくれない」とか
「先輩がムカつく」とか
「後輩が言う事を聞かない」とか・・・。
働いていると愚痴もたくさんあると思います。
僕もめちゃくちゃありましたし、言ってました。
全て自分の思うように叶えたいのなら、
自分で経営をすることでしか解決しません。
お店を出したい・持ちたい・・・
当時の将来の夢は独立でした。
僕は小学5年生から美容師を志し、専門学校のためにサッカー進学を諦め、それ以外の道を考えずに生きてきました。
両親は普通の会社員なので影響を受けた訳ではありません。
ずっと美容師になると思っていたので、他の職業に就くことも考えた事がありませんでした。
僕は頑張ったらその成果を認めてもらわないと続かない性格です。
なので頑張っても頑張らなくても同じ給料しか貰えないのなら、
僕は頑張らない方を選びます。
そういう人間だと早くから認識していたからこそ、好きな事しかやらない人生を歩んできたのだと思います。
※左から2番目の金髪が僕です。アシスタントで22歳。
4人は同僚です。やばい店です(笑)
27歳の時、地元に戻り独立
雇われている時は、それなりに売り上げもあり、それなりの給料もいただいていたので特に不満もありませんでしたが僕の夢は自分のお店を持つこと。
スタッフ同士仲も良かったし、遊びに行くのもスタッフばかりだったので札幌にいたら辞めてはいなかったかもしれません。札幌で独立する理由も自信もその時はありませんでした。
だからこそ、このままではいけないと思い地元に帰る決意をしました。
初めて就職したサロンはスタッフも20人ほどいて、お客様も毎日50人以上は来店し、土日になれば100人を超える大型サロンでした。
同じ店舗のスタッフ達。
20歳で就職し、27歳で独立するまでの7年間は本当に仕事ばかりしていました。
それくらい仕事が好きだったし、ハマっていました
出会った人も、厳しすぎる環境も、初めて就職したサロンがここだからこそ培ったと思います。
愚痴や不満も多かったけど、経営者になってわかります。
とてつもなく恵まれていたなと。
全く電話がならない・・・
1日お客様1人という状態がざらで
お客様が来ない日が続くのも普通でした。
今ならハッキリとわかります。
お客様は会社が呼んでくれていたのだと。
ここで初めて、
プレイヤーと経営者の違いを知るのです・・・