経営

【自分のウリを理解してる?】勝てる土俵で戦う!

結果を出したいなら把握しないといけない事があります

・自分の好きなことは何か

・自分の長所(ウリ)は何か

・自分が勝てる土俵はどれか

これはウチのミーティングでもよく言うことの一つ。

(僕は美容師なので美容師で例えて話します。自分の仕事に置きかえて読んで欲しいです)

勝てない土俵で戦うことは避ける

僕は美容師をやって17年目になるがセットが好きじゃない。というより苦手です。

平気で「俺上手くないから他の人に頼んだ方がいいよ」と言ってしまう。

これがいいか悪いかはわからないが、
苦手なことでお金を貰うことが自分的に許せないのです。

他にも、

ダブルカラーや特殊なパーマなどもこの部類に入る。

17年やっているが、これができなくても食うに困ったことはない。

カットが好きならカット

カラーが得意ならカラー

SNSの更新が苦じゃないならSNS・・・

好きや得意を見つけられないと土俵にも立てない



僕は20歳で入社して、スタイリストになってすぐに
美容師として一生やっていくことを諦め、独立する為に勉強することを選びました。

周りに上手くて凄い人が山ほどいて、
どんなに頑張ってもグループ80人ほどいる会社で5位以内に入れなかった。

努力が足りなかったといえばそれまでかもしれないが、
自分的には休まずに働き、精一杯やっての結果だから潔く自分の結果を受け入れました。

経営者としての土俵で戦うことを決めた

ちょうどその頃から独立の話もあり、帯広へ。

帯広で働いた経験がないので、オープンしてもお客様は0

料金を安くして呼ぶことは一人サロンにとって致命傷になりかねない。

かといって、普通の美容室がオープンしたと思われても勝算はない。

毎日ブログを更新すること

オープンするまでの期間にバリに行き、本場のスパを受けたことで

ヘッドスパを推す経営戦略にした。

これが僕がとった策。

広告やブログにはヘッドスパの効果効能だけをアピールした。

ヘッドスパだと行きつけのお店があってもマッサージ感覚で来てくれると思った。

効果は抜群

オープンした9年前はまだそこまでヘッドスパをやっている店が少なく、
カット・カラー・パーマ以外に美容室にいくことに対して需要があった。

まさに

ブルーオーシャン戦略

そこから

お客様
お客様
カットもできるの?
お客様
お客様
カラーとスパも一緒にやれる?

と、いった感じで徐々にお客様が増えていき、今に至る。

お客様があなたを選ぶ理由はなんですか?



あの時、普通に美容室としてオープンしていたら潰れていたかもしれません。

札幌でいくらお客様がいても、帯広では関係ありません。

自分の給料は0でも仕方ない。

スタッフの給料と必要経費分は売り上げをつくらなければ・・・

そう思って親に頭を下げて2年ほど実家に戻った過去があります。

あの時の僕には戦える戦略はあれど、武器が何もなかった。


お金の大切さを感じる

お金がないとスタッフも店も守れないことも身に染みてわかりました

実家に戻った2年の間に1100万円貯金して店を移転し、今があります。

こういう逃げたくなる経験をたくさん乗り越えてきたお陰で、
経営者としての武器が揃ってきた感じです(まだまだですが)

形になるまで辛く厳しい道のりだったけど、
今となっては笑えるいい思い出になりました。

美容室の数、約25万軒

美容師の数、約54万人

このレッドオーシャンの中、普通にやってたら普通にもなれません。

今、独立したら皆さんは何を武器(ウリ)に戦いますか?

これがないと裸で戦争に行っているのと同じです。

ABOUT ME
中野 洋志
(株)HiLO代表取締役 美容室2店舗と美容サロンを経営 経営コンサルタントとしても活動中 趣味は読書で累計読書数は5,000冊を越える

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