投資

【老後対策に良い?】iDeCoって何?詳しく解説!

以前書いた【オススメ銘柄公開】iDeCo・つみたてNISA

が、ずっと人気記事ランキングの上位にいるので少し掘り下げて書きます。

資産運用を行う人が増えてきました。

人生100年時代と言われ、年金だけをあてにしていては生きていけない時代の突入です。

今回はiDeCoについて徹底解説していきます。

iDeCoは絶対に活用しましょう

年金の話題になると、

自分が歳をとった時はもう貰えないんじゃないか?

という論争が起こります。

今のところ年金が貰えなくなるということはあり得ないのですが、受給額が減ったり、受給年数が遅れたりする可能性はあり得ると思います

学校では教えてくれない”お金の教育”
↑先にこちらを見てから進んでください

社会保険に加入していない国民年金の受給額が毎月約60,000円

社会保険に加入している厚生年金の受給額が毎月約140,000円

知っていましたか?

社会保険については↓の記事をご覧ください。

公的年金だけでは生活ができなくなる

金融庁は

金融庁
金融庁
自分の老後資金はもう自分で備えてください

と、公に発表しています。

自分の年金は自分で準備する時代です

そもそもiDeCoって何?って方に説明します

  1.  自分で掛金を決める
  2.  自分で運用する
  3.  年金受給額は、運用成績で変わってくる

運用結果によって60歳以降の受給額が決まってくる。

そんな制度です。

(出典:iDeCo公式サイト)

日本の年金制度は3階建てで構成されています

(出典:楽天生命)

1階部分の国民年金は全員が加入しています。

2階部分の厚生年金は会社員や公務員が加入しています。

3階部分がiDeCoになるというわけです。

(1階+2階)そしてプラスアルファにする制度をiDeCoと言います。

上場企業に勤めていたり、手厚い福利厚生がない限り

一般的な会社員には老後は安泰と言えるほどの受給額はありません。


iDeCoの最大のメリットは?

  1.  住民税と所得税が軽減できる
  2.  運用収益が全て非課税
  3.  退職金や年金として控除が適用

要は節税です。

金融庁が出しているシュミレーションで計算をしてみると、

(出典:金融庁HP)

毎月25,000円を利回り5%で30年運用すると

老後2,000万円問題を解決する金額になります。(出典:金融庁HP)

目標に対して

  •  積み立て額
  •  積み立て期間

の、どちらかで調整をして金額を決めましょう。

金融庁シュミレーション

(※利回りはあくまで予測なので気を付けてください)

本来は運用益で出た1,180万円に対して約20%の236万円が税金で掛かるのですが

iDeCoなら節税になります。

iDeCoが普通の投資信託と違うのは、国が厳選してファンドを選んでいるので詐欺紛いの商品がほぼないという事です。

どれを実力のあるファンド達ですがオススメは、
オススメ銘柄公開!iDeCo・つみたてNISAに書いてあります。

そしてもう一つのメリットが、

差し押さえ禁止財産である

万が一経済的に苦しくなる事があっても

iDeCoで運用している財産は差し押さえられません。


iDeCoの掛け金はいくら?

iDeCoは月々5,000円から1,000円単位で自由に設定できます。

資金に余裕のない方でもライフスタイルに合わせて金額を決めれるので無理なく老後に備えることができます。

では上限は???

上限は職業によって異なります

(出典:iDeCo公式サイト)

5,000円〜68,000円になります。

掛け金は1年に1回限り変更可能です。


iDeCoのデメリットは?

デメリットは主に4つあります。

  1.  手数料がかかる
  2.  元本割れのリスクがある
  3.  長期間拘束される
  4.  節税効果があるかはその人による

では一つ一つ解説します。

  1.  手数料がかかる
    ↪︎どこの金融機関口座で開設するかにもよります。
    SBI証券や楽天証券などの手数料が安い(ほぼない)ところを選びましょう。
    運用でどれだけ増えるかは未知数ですが、手数料だけは確実にとられるので気をつけてください。
  2.  元本割れのリスクがある
    ↪︎確実に増えるという保証はありません。
    やらなきゃ良かったという事態を招く可能性もあります。
    15年以上運用に回せば元本割れのリスクは著しく低いです。
  3.  長期間拘束される
    ↪︎原則60歳まで引き出せません。
    加入期間によって受け取れる時期が決められています。
  4.  節税効果があるかはその人による
    ↪︎必ずしも税負担をゼロにできるものではありません。
    何歳で受け取るか?年金として受け取るか?一時金で受け取るか?
    いかに賢く受け取るかで節税効果も変わってきます

iDeCoの最大のメリットは節税

貯蓄がなく、収入が少ない人にはあまり向いていません。

  •  年収がそれなりにあり、納めている税金が高い
  •  加入しても生活資金があり、その他に貯金や投資に回せる

ある程度の余裕ができるまでは、稼ぐことにフォーカスした方が良いかなと思います。

「iDeCoに積み立て過ぎて生活が苦しい」といった事がないようにしましょう。

iDeCoは10年・20年といった長期投資の制度です

オススメとして、

所得の大きい年は最大限に活用

所得の小さい年は掛金を抑える

といった感じで金額をコントロールするのが良いでしょう。

専業主婦などの方で所得税や住民税を払っていない場合は節税にならないので加入しなくてもいいと思います。


オススメ銘柄公開!

☆SBI証券☆

  •  eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  •  eMAXIS Slim 新興国株式
  •  eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

☆楽天証券☆

  •  楽天・バンガード・ファンド 全米株式
  •  楽天・バンガード・ファンド 全世界株式

に、なります。(2021年7月現在)



半年以上生活できる貯金があり、老後に不安がある方は加入を検討してみてください。

まずは生活防衛資金を貯める事が先決なので、それまでは最低の5,000円で積み立てていくというのもありだと思います。

「いつかやろう」と思っている人は今行動しない限り、
そのいつかは訪れません。

早ければ早い方が得をするのは決まっています。

何も考えずに通帳に眠らせておくならしっかり運用して、お金にも働いてもらいましょう。

ABOUT ME
中野 洋志
(株)HiLO代表取締役 美容室2店舗と美容サロンを経営 経営コンサルタントとしても活動中 趣味は読書で累計読書数は5,000冊を越える

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